オリンピックまで310日(特別委員会)

2019年9月19日

9月18日・19日の2日間、議会より「アジア競技大会調査特別委員会」の県外視察で、東京方面へ行ってまいりました。訪問先は「公益財団法人 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会」「選手村」「ベイエリア会場各施設」「東京都議会」です。組織委員会では、東京オリンピック・パラリンピック競技大会の概要及び組織委員会の役割について調査をしてきました。

 

大会を盛り上げようと事前の準備であるシティドレッシング(選手や大会関係者、観客が通行する道路・空港・駅等を統一的なフラッグやバナー等で効果的に装飾)、大規模展示物(観戦客が多く訪れる場所にシンボルやワードマーク等を設置、主要観光地に大会マスコット像を設置)を準備し、着々と大会を盛り上げるていく現状をお聞きしました。

 

その後、工事中の選手村を見学。各国の選手とスタッフ・関係者で17,000人を収容することが出来る巨大な建物が建設されています。次世代エネルギーの水素ステーションが設置され、大会終了後にはここが住宅として売り出され、先進的な街が形成されます。学校予定地も準備されていました。どの施設も着々と準備され、IOCからも凄いと見直されているそうです。日本の力に改めて感心しました。

 

我が愛知では、2026年にアジア大会が開催されます。その準備に向けて、競技場の準備はもちろんのこと、選手村建設や大会運営組織の設立、さらには大会ボランティアの運営方法やセキュリティなど、今回の東京オリンピック・パラリンピック大会を参考に準備しなければなりません。さらに選手育成も重要な課題です。スポーツの感動を全国に伝えることが出来るように準備してまいります。